ネイキッドタイプのスポーツスターとは
ハーレーといえば、アメリカの大地を快適に高速で走行するために、風防がついているのが一般的です。しかし、街乗りをするライダーには、風防は必要ないかもしれません。
風防がついていることで車体が重くなってしまうというデメリットもあります。
ハーレーでは、風防がついてないネイキッドタイプのモデルもリリースしています。
ネイキッドバイクは、ツアラーと比較すると比較的コストが安く、エンジンが穏やかである特性があるため、初心者向けのオートバイです。日本でも、映画などの影響により、ネイキッドタイプが1989年に流行しました。
ハーレーのネイキッドバイクは、スポーツスターシリーズです。このモデルは、ハーレーはかっこが良いけれども、もっと乗りやすいハーレーが欲しいという人のために開発されたモデルです。風防がついて重量のあるツーリングファミリーと比べると、取り回しがしやすいのが特色です。教習所で学んだ基本的なライディングテクニックを使うと、とても素直に車体が反応してくれるのがメリットです。
このオートバイの乗り方のテクニックとしては、腕力でオートバイを曲げるのではなく、腰を使ってオートバイをバンクさせて曲がるという、ライディングの基本を思い起こさせてくれるオートバイです。コーナーリング時はしっかりと減速して、進行方向に視線を向け、バンクさせ、アクセルを開けることでしっかりと曲がってくれる爽快感のあるオートバイに仕上がっています。